上でも下でもないフラットな場所で楽しむ

つい先日、どう言葉にしたらいいか自分の語彙力では追いつかないような、写真が届いた。

出会いは、私たちこどもエンターテインメントが先月お話をさせていただいた「神戸モトマチ大学」村上 豪英さん主催。

赤いデスクがかっこよくカスタマイズされた車椅子の好青年、KOH氏(18)。私たちの活動に刺激を受け、当日写真撮影に来ていたイシヅカ マコトプロデューサーとそのお仲間による、熊フェスバーベキュー大会に参加するため、神戸から鎌倉まで親子で旅をしたという。

多くの人が当たり前に楽しんでいるアウトドア。バーベキューなんかは王道だろうな。しかし、車椅子だったり、身体性によりけり、それに参加するにはいくつものハードルを越えなきゃいけない。交通手段などの物理的なハードル、体調などを保つために必要な医療ケア的なハードルはもちろん、一番のハードルは「そこへ行って、自分も楽しむんだ!」という気持ちになるまでの精神的になハードルだ。身体が自由に動けば、おそらくこれらのハードルは存在しないに等しい。熱中症の対策や、必要な経費の捻出ぐらいかな。

もし、KOH君親子が、私たちの拙い話をきっかけにこれらのハードルを越えてくれたんなら、それはそれは本当に嬉しい。私たちの厳しく困難な体験が誰かの役に立つ。まだまだがんばろうと思うし、こういうことこそが、私たちを突き動かす原動力になっている。

これからもこうして繋がった仲間とともに、自分たちらしく楽しんで生きていくことを目指したい。

次回、この好青年と出会えるのは、10月のオリィフェス2018かな。楽しみにしてます。

 

ありがとう。f:id:yuutakekodoen:20180824151520j:image
f:id:yuutakekodoen:20180824151523j:image

 

こどもエンターテインメント
代表  みうら ゆう