13歳の心臓病の息子TKと48歳のおっさんみたいなアスペルガーのおばはんと

ポルカにご支援くださった皆様 拡散ご協力、お声がけくださった皆様】

こどもエンターテインメントとして、初めてフレンドファンディングを始めたら、あまりにたくさんの方からあたたかいご支援をいただいたので、感謝の気持ちをこめて、ブログをスタートさせたいと思います。

 

たくさんの方々が息子の活動を支えるべくあたたかいご支援ご協力をくださり、本当に日々息子が皆さんに愛されている幸せを感じています。ありがとうこざいます。

 

息子がいわゆる障害を持って生まれてから「どうして?なぜ?」と疑問に思うことが次々に起こりました。恥ずかしながら、私はそれまで社会の中で、障害者が障害を理由に排除される現実や、当たり前のことが手に入らない、できない生活をしていることを知らないでいました。

人はパッと見では計り知れない様々な事情を持っている。そんなことすらあまり考えずに、自分は十分生きづらい人間だなんて思い込み、泣いたりわめいたりして生きていました。

 

私のもとに10年の治療を経てやってきた息子は、人間が生きることの根本をなにも知らず考えずに生きてきた私に、人間のそれら全てを一気に教えてくれた、素晴らしい先生なのです。大先生なのです。私は息子が生まれてから、ようやく自分を生きることを始められました。

 

そして、ずっと感じてきたこと。障害者と健常者ていう垣根、バリア、人々の中に息づき続ける優生思想。それらを悲観したり、攻撃したりするのではなく「そんなことよりみんなで楽しいことしない?面白い働き方しない?障害の有無じゃなくて、誰とどう生きたいかで生きてかない?」私たちは、こんな感じにふわっと軽やかに「障害」をではなく「自分」を生きていくことにしました。

そんな感じなので、ふざけていると言われたり、障害者のくせに!みたいなお叱り的なこともよくいただきますです、はい。
おっしゃる通り、ふざけていることもございます、人間ですから。でも大真面目にやってることの方が実は多いのです。もっといえば、大真面目に楽しむことをやっています。

健常者や障害者なんて、人を選別していたら、盛り上がりにかけるつまらない国になっちゃわないかな?どの人も人としてどう生きるか?生きたいかで自由に軽やかに生きていけたらいいな。そんなことをずっと感じてきて、それをやんとかわかりやすい形にしたいなあと思ったりしています。

 

私たちは、人々の目には見えない足かせや、思考にぶら下がる重りをぶったぎる作業をしかけ続けていきたいと思っています。誰かを攻撃したりするのではなく、なにかを批判したりするのでもなく。

 

なのでこれからも私たち、こどもエンターテインメントが仕掛ける楽しいことを、笑って見守り、時には参加したり、時には盛大に盛り上げていただいたり、応援いただいたり、時には鼻で笑ってやっていただいても、まあまあオッケーなわけで(実はめっちゃ泣いちゃうけど笑)

どうかよろしくお願い申し上げます。長い文章にお付き合いくださり、誠にありがとうこざいました。

こどもエンターテインメント

代表  みうら ゆう

 

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